慶賀新年。
自然の営みと歩調を合わせるカレンダーの「旧暦」では、今年の元旦は新暦の2月18日にあたります。
新しい年を迎えて、『食の平和』最初のお題は「かつお出汁(だし)」です。
欧米で和食が健康食として注目されるようになって久しく、近頃はアジアでもトレンドとなっている日本食。そして、外国ばかりでなく、最近はなんと日本でも(この言い方ヘン?)子どもの食の立て直し策として、和食を取り入れようという動きがあります。乳幼児期からかつお節と昆布でとった出汁を哺乳瓶で飲ませたり、出汁(だし)をきかせた食材を給食に採用する試みが行われていると、新聞がわざわざニュースとしてとりあげているのです。和食離がここまで進んでいるのかと驚きの筆者ですが、インスタントのだしの素しか使ったことがないという若いお母さん、増えているのですね。
和食⇒魚、野菜と連想しますが、和食の基本中の基本は、昆布とかつおでとる「かつお出汁」。繊細で上品なおいしさを持った「かつお出汁」は日本人の味覚を発達させてきた立役者であり、いわば日本料理の本当の主役です。うまみ成分をたっぷり含む昆布とかつお節でとった出汁を使えば、みそ汁から煮物までたちどころにおいしい日本料理に仕上がるすぐれたスープなのです。
“いのちの記憶は腸に宿る”が『食の平和』の信念。なにより、子どもの食育の原点は「かつお出汁」にありです。この威力を今一度見直して、どこの家庭でも「かつお出汁」をひくのがあたりまえになるようにとの願いをこめて、「食の平和」では今年を「出汁元年」と宣言します。
井島栞李
(しおり)ちゃん 3歳3ヵ月
スープとして、またジュースの代わりに、出汁を味をつけずにそのまま飲ませてあげましょう。冷やさずに常温か40℃くらいに温めるのが理想。
井島遥杏
(はるあ)ちゃん 8ヵ月
赤ちゃんの水分補給に出汁を哺乳瓶やマグカップで飲ませてあげても。